つらいつらい花粉症・・・ほんとにつらいですね。
なんと、例年花粉症の被害は過去の何十倍とも言われています。
対策は万全ですか?
ここで花粉症について西洋医学的な見解をご紹介します。
花粉症とは、花粉によって引き起こされるアレルギー症状のことををいいます。
代表的な症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといったアレルギー性鼻炎や眼のかゆみを伴うアレルギー性結膜炎が最も多くみられます。症状が悪化すると、喘息やアトピー症状を併発することも知られています。
日本国内で最も多 いのは、春先に見られるスギ花粉症といわれています。
私たちの体には、体の中に入ってきた異物を排除しようとする生体防御機構 が備わっています。
花粉も私たちの体にとっては異物であるため、花粉が喉や鼻に入るとその部位でアレルギー反応が始まり、くしゃみや鼻水によってこれ以上花粉が体内に入ってこないようにします。
花粉症では、こうした体の防御反応が過剰になることが問題となります。
特に花粉症による鼻づまりが悪化すると頭痛や微熱、全身のだるさを伴うことがあり、生活に支障をきたすことになります。
花粉症の原因はその名の通り花粉ですが、最近の研究では花粉症の症状を悪化させる因子として、肉食中心となった食生活の変化や、ディーゼル排気ガスをはじめとする大気中の汚染物質が指摘されています。
また喫煙習慣も花粉症の発症と関連性が強いとする報告もあります。
花粉症の予防法としては、まず第一に花粉を回避することが挙げられます。
具体的には花粉の侵入を防ぐマスクやメガネの装着が考えられますが、羊毛製のセーターのような花粉が付着しやすい服装を避けることも重要です。
また季節ごとに必ず花粉症に悩まされる場合には、花粉飛散開始2週間前に薬の服用を始める初期療法が行われることがあります。
この初期療法では、花粉飛散季節が始まってから薬の服用を開始するよりも効果が高いことが報告されています。
ご相談は麻布漢方Herbal Roomへ